放っておくと危険!サイディング反っていませんか?!プロが解説します。
今回は より詳しく外壁サイディングの反り の解説を行っていきます。
株式会社SAIYUcorporationの飯野です。
弊社は越谷市でカバー工法や外壁塗装や屋根塗装をやっていて
そして越谷ではカバー工法の先駆け的な会社でございます!
今では、マンションリノベや戸建て内装リフォームなども真剣に向き合い自信に繋がってます!
昔から屋根屋、サイディング屋など板金屋をやっていて、サイディングに関しては
本当に詳しいと思っていますし、色々な事例を直してきました。
今回も全力で解説を行っていきます。
なぜサイディングは反るのか?
年数が経ったサイディング張りの建物で
外壁サイディングが反ってしまっている住宅を見た事があるかと思います。
注意深く見ないと、なかなか気付かないかも知れません。
怖い事に自分の家でも、気付きにくく
気付いた時には反りが酷くなってしまっています。

なぜ反ってしまうのでしょうか?
立地や日射状況なども大きく関係してきますが
それ以前に原因があります。
窯業系のサイディングが反ってしまう原因の多くは、張ってあるサイディングの厚みと施工方法にあります。
2008年(平成20年)以前の新築住宅の建物で使われている多くの窯業系サイディングは12mm厚のサイディングでした。
JIS規格の改正変更に伴い、現在では製造販売が中止になっており廃盤商品になっています。
この頃のサイディングは基本的に釘打ちでの施工でした。
しかも釘打ちでの施工で防水シートに直張りです。
直貼りの釘打ち工法は壁内裏に非常に湿気が溜まりやすく
また、湿気が抜けにくい構造になっています。
2005年位までは、胴縁も使わずに間柱に直打ちも普通に行われていました。
その後胴縁を使うようになって少しはマシになりましたが
それでも湿気が溜まりやすいのは変わりません。

近年のサイディングの厚みと下地胴縁の違い
縦に下から上まで455mm間隔で胴縁を取り付けて行く訳ですが、455mm幅で下から上まで封鎖された空間になります。
間柱に直打ちよりは各段にマシにはなっていますが、壁内の湿気を甘くみてはいけません。物凄い水分量なんです。
暖められた湿気は上まで登り湿気が充満します。
季節や雨上がりや気温差によっては夏でも壁内結露します。物質自体の温度差や湿気が溜まりやすい箇所もあり結露するのです。
そして、一番はサイディングの厚みです。
そもそもサイディングは反りやすく、簡単に言うとセメントを圧縮してパネル状に成型して表面にだけ塗装を施し、商品化したものです。
厚みがあればある程、反りにくくなります。
裏側には何も施されていないので、セメントが剥き出しの状態です。
この状態では、水分はビックリする程吸ってしまいます。
サイディングの厚みと施工方法が極めて大事なのが分かって頂けたと思います。
近年でも釘打ちのサイディングがありますが、14mm厚に切り替わっています。
以前よりも格段に反りにくくはなったものの、釘打ちの下地胴縁の施工は通気胴縁で施工する事は少なく
通常の胴縁の施工を行っており反っているのも見かけます。
胴縁の厚みも今と以前では違い以前は12mm胴縁でしたが、今は15mm胴縁が主流になっています。
そして通気胴縁工法での下地の施工が望ましいです。
各箇所に切れ目を設けて空気が流れるように施工するのが通気胴縁の工法です。
この工法では必ず軒天などに空気の抜ける箇所を設けて空気を逃がします。
もっと言うと、お金も掛かってしまいますが窯業系なら16mm以上で金具留め工法がより良い施工方法になります。
今でも14mm厚のサイディングでは釘打ちの施工ですし、16mm以上で無ければ強度が足りず金具留めが出来ません。
サイディングの反りの直し方
反ってしまったサイディングは、時間が経つと固まってしまいます。
そうなると跳ね返る力が強くなり、釘で反りを直すのは不可能です。
勿論、一時的に直す事はは可能ですが、釘の保持力が負けて必ずまた反ってきます。
なのでビス留めをします。
しかし、単純にビス留めなら良いんだ?と思い施工をすると大変な事になります。
ビスはサイディングで使う釘よりも凄く太く、そのまま打ってしまってはサイディングが割れてしまいます。
ビスの種類も重要になってきます。
にわかのリフォーム屋や塗装屋が失敗するのもココが分かってないからです。
こちらのブログも参考にして下さい
↓↓↓
外壁のヒビ、割れ、の補修材別補修方法とサイディングの反りの補修方法を紹介
①キリで下穴を開けます。

②ビス頭がすっぽり入る様に座堀りをします。

③ビス留めをして行きます。
写真をご覧下さい、サイディングが反り浮いているのが分かると思います。

④ビス留め完了
下のサイディングとフラットになりましたね。

この後、パテ埋めなどをして
塗装しても目立たないように処理をして完成です。
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